がんの早期発見

がんの早期発見

胃がんの早期発見に、内視鏡検査は大きく貢献しています

胃がんの早期発見に、内視鏡検査は大きく貢献しています

がんを克服するのに最も大事なことは、早期にがんを発見することです。
早期に発見さえできれば、いまやがんは100%の完治も不可能ではありません。

内視鏡検査は食道から十二指腸にかけての粘膜を微細に観察できるだけでなく、その場で生体組織を採取して検査することにより、胃潰瘍やポリープ、がんの早期発見に大きく役立ちます。

中でも内視鏡検診で発見されるがんの約6割が、早期がんであるとの報告があります。対してレントゲン検査の場合、胃がん発見率は約0.1%足らずというのが実情です。

胃がんの場合、早期発見できれば開腹せずに切除できますので「手術後にめっきり体力が減った」ということもありません。

自覚症状がなくても内視鏡検査をおすすめします

自覚症状がなくても内視鏡検査をおすすめします

早期発見という意味では、自覚症状が出る前の検査が最も重要です。会社の健康診断などの便潜血検査では問題がなかったのに、内視鏡検査をしてみるとポリープがあったという事例はたくさんあります。
もし異常があれば、その場で生体検査をしたり、その場でポリープや早期がんを切除できるため、開腹手術に比べて感染症などのリスクをはるかに低くすることができます。

「胃カメラ(内視鏡検査)って苦しいでしょう?」

そういう方がよくいらっしゃいますが、もう昔の話です。
口ではなく、鼻から入る経鼻内視鏡では嘔吐反射がありませんし、麻酔薬もスプレー式になって必要な箇所に確実に作用させることができるようになりました。また軽い鎮静剤を使うことで、体の緊張を解くこともできます。
いまでは内視鏡検査は大変楽な検査になっています。

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