がんを克服するのに最も大事なことは、早期にがんを発見することです。
早期に発見さえできれば、いまやがんは100%の完治も不可能ではありません。
内視鏡検査は食道から十二指腸にかけての粘膜を微細に観察できるだけでなく、その場で生体組織を採取して検査することにより、胃潰瘍やポリープ、がんの早期発見に大きく役立ちます。
中でも内視鏡検診で発見されるがんの約6割が、早期がんであるとの報告があります。対してレントゲン検査の場合、胃がん発見率は約0.1%足らずというのが実情です。
胃がんの場合、早期発見できれば開腹せずに切除できますので「手術後にめっきり体力が減った」ということもありません。