胃内視鏡は、直径1cmほどの柔らかい管で、先端にレンズが付いています。このレンズを通して食道や胃、十二指腸の粘膜の色や微妙な凹凸を直接観察することができます。また組織を一部採取することができます。
小さな病変の場合は、先端のワイヤーから高周波電流を流し、患部を焼き切ることも可能です。
逆に胃潰瘍のような場合による出血に対しては、出血部位に直接止血剤を塗布したり、高周波電流を使った止血処置を行います。
胃内視鏡は誤飲した異物を取り出すことにも使用できます。患者さまのお体に負担の少ない検査・治療ができる機器、それが内視鏡です。