よくあるご質問Q&A

よくあるご質問Q&A
Q

内視鏡検査とは何ですか?

A
いわゆる胃カメラと呼ばれるもので、食道、胃、十二指腸などを、カメラを使って直接観察します。粘膜の微細な変化もわかるため、炎症や潰瘍、胃がんなどの診断が可能となり、さらに生体組織の一部を採取しての検査、止血、ポリープや粘膜の切除といった処置も行うことができます。
Q

どんなときに内視鏡検査を受けたらいいですか?

A
第一に考えられるのは、みぞおちに痛みや不快感があるとき、また吐き気や胃痛、食欲低下、大便が黒っぽいようなときには、すぐに医師に相談すべきでしょう。特に上記の症状が2週間以上続いているようであれば、内視鏡検査をおすすめします。
貧血の方も受けた方がよいでしょう。30才以上であれば、必ず受けるべきだと思います。
また過去に内視鏡検査を受けたことがあり、その際に潰瘍やポリープを指摘された方の場合は、定期的(1年に1回程度)に検査をお受けになられる方がよいでしょう。
Q

自費診療になるのでしょうか?

A
いいえ。自覚症状があれば健康保険が適用されます(人間ドックなど健康診断の場合は自費診療です)。
ただし検査内容によって負担額は変動します。3割負担であれば、5,000円程度の自己負担を目安にしてください。
Q

どのくらいの検査時間がかかりますか?

A
一般的に胃腸の検査であれば、全体で10~20分ほどです。
前処置として局所麻酔をしたり、胃腸の働きを抑制する注射をしたり、また経鼻の場合は鼻の止血処置を行います。ですから実際に体内にカメラが入る時間は、その半分くらいでしょう。
Q

従来の口から入れる内視鏡とで、検査時間は変わりますか?

A
ほとんど変わりません。ただ多くの方が、経鼻内視鏡の方が短い時間に感じられるようです。嘔吐反射がほとんどないため、苦痛が軽減されるためだと考えられます(個人差があります)。
Q

内視鏡はどのように消毒しています?

A
日本消化器内視鏡学会のガイドラインに基づき、患者さまごとに1本ずつすべて消毒しています。
Q

従来の口から入れる内視鏡とで、費用は変わりますか?

A
変わりません。ただし検査内容によって費用が変わることはあります。
Q

痛みや自覚症状がなくても内視鏡検査を受けるべきですか?

A
体の内部で病変などが発生しているとしても、ひそかに悪化していて自覚症状がないという場合は多くあります。特にがんなどの異常は、どれだけ早期に発見できるかが治療の成否を左右するといっても過言ではありません。
できれば自覚症状がなくても、定期的に内視鏡検査を受けていただくのがベストです。
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